18 笑顔の刺客
明治十一年 四月十五日 朝―――。
夢を見ることもなく。
眠ったのかどうかさえ定かではない、まどろみの夜を明かして。
は朝もやの煙る中を独り、その腰に刀を帯びて歩いていた。
向かうは、つい先日まで我が家のごとく慣れ親しんでいた神谷道場。
ゆるゆると進める歩に、太陽の位置もだんだん高くなってくる。
自ら彼らとの縁を断ち切ったあの日から三日。
故意に近づくことの無かった見慣れた道に差し掛かれば、そう遠くはないあの頃の穏やかな記憶が自然と脳裏に閃いて。
は薄く、苦笑を浮かべた。
自ら壊したそれらを懐かしむなど、己の神経がひどく滑稽に思える。
それでも現在の結果に後悔は無く、これから先のことを思えば必要なことなのだと。
寸分の疑いもなく思えるのだから上等だ。
雨風に晒されて深みを増した道場の看板を横目に、正門は避けて裏口へ。
そちらから感じられる見知った気配の数を数えて、傍の木陰に身を置いた。
声は聞こえるが、背を向けているので姿は見えない。
そんな位置に腕を組んで佇んでいると、まるで間男のようだ、などとのん気なことを考えてみる。
ジャブジャブと聞こえてくる水音と石鹸の匂いに、剣心が洗濯をしているのだと知る。
することもないので何となくその様を思い出していると、不意にドッポンという大きな、しかもくぐもった水音が聞こえてきたので、は眉を動かした。
その音の質からして、井戸に大きな何かを落としたような。
ちらりと垣根の向こうを見やってみると、濡れた赤毛がどこからか這い上がって来ている様が垣間見える。
そのすぐ傍には赤鉢巻き。
それが何かを足蹴にする動きを見せて。
聞こえてくる会話を耳にしながら、はふと瞼を閉ざした。
『―――この役目を、引き受けてはもらえまいか』
鳥羽伏見の戦いが起こる直前。
内々に呼び出された先で、持ちかけられた話。
後に戊辰戦争と呼ばれる戦の火蓋が、まさに切って落とされようかという夜だった。
嵐の前の静けさ漂う、京の町の一角で。
『我々の勝利は確実。幕府は間もなく終焉を迎えるだろう』
饗された酒は行灯の光を受けて輝き、そして同じ光に照らされて、向かいに座るその人物の影が揺らめく。
行灯の光の届かぬ暗闇が、ひっそりと横たわる室内。
『だが、倒幕が維新の終幕ではない。新たな道を歩き始めたこの国にはまだ、成さねばならないことが多くある』
おためごかしとも取れるそれを、しかし軽んじることはできなかった。
手をつけないままの小さな御猪口に並々と注がれた酒が、その水面を鈍く輝かせながら揺らいでいる。
その様を、ただ見つめて。
『お前がこの役目を引き受けるならば、我々は金輪際、彼に関わらないと約束しよう。だがもし、断るのであれば………』
続く言葉は聞くまでもない。
無言のままに温度を下げた眼光で射抜けば、相手が息を呑むのがわかった。
ゆっくりと、冷め切った酒を手に取り、傾けて。
あおった液体はするりと喉を抜け、一瞬後に胃を熱くする。
空けた杯を戻した時には、答えはすでに決まっていた。
是と答えた瞬間に目の前に広がる一本の道。
知らないわけではないその行く先を、受け入れる覚悟があったのかどうか。
今となってはもうわからないが、しかしそれも過ぎたことでどうでもいい。
「―――拙者はこれから、大久保卿の所へ行くでござる」
聞こえてきた剣心の声に、は閉ざしていた視界を開いた。
朝から騒がしい神谷家の庭に恵が加わり、相変わらずなやり取りに思わず笑みを漏らす。
だがそれも、自分たちも一緒に行くと言う薫に、剣心が返した言葉を聞けば引っ込んで。
「いや………込み入った話になるから、拙者との二人がいいでござるよ」
やはり自分がここにいることはバレていたかと。
わかってはいたものの、剣心のとぼけ方が昔より上手くなっているような気がしないでもない。
その剣心が裏口から出てくるのを察して、はふらりと木の陰から出た。
皆の視線が集まるのを感じながら、剣心を待って背を向ける。
一瞬だけ視界に納めた薫さんの表情は、なんとも複雑なもので。
戸惑いと焦り。
大部分を占める不安は、これから剣心が下す決断に対するものなのか、それとも別の何かなのか。
判然としないそれにしかし、はあえて背を向けた。
世話になった礼も、別れの挨拶さえもできないままだったが、今の彼女たちに必要なのはそんなものではない。
そして自身が望んでいることもまた同じ。
肩を並べて歩き出した剣心とは言葉を交わすことも無く。
ただただ足を進めていく。
だんだんと人通りも多くなってきた朝の街中を、廃刀令をものともしない人影が二つ並んで歩く様はさぞ物騒なことだろうと。
思いはするもののそれは今更で。
堂々としていればそれほど目立つことはない………はずがないが、警官に見咎められさえしなければそれでいいと、まったく頓着しないのは追いかけられることに慣れているからなのか。
とにかく二人は、はたから見ればまったく変わらぬ呑気な様子で、東京の街を行く。
そうしてたどり着いた紀尾井坂―――。
剣心の読みどおり、二人はそこで大久保卿とはち合った。
騒然とした空気が漂う人垣の向こうに。
変わり果てた姿で横たわる大久保卿と。
「―――あなた達もまだ死にたくないのなら、志々雄さんに刃向かわない方が身のためですよ」
過ぎ去る気配と共に囁かれた言葉に二人は視線を流したが、そこにはすでに姿は無く。
まったく予想していなかった展開に不意をつかれたのは事実だが、突出した反射神経を誇るこの二人に影すら確認させなかった相手は、それだけで常人ではないと知れた。
「剣心………」
「ああ」
目配せをするまでもなく、剣心とは人垣から抜け出る。
大久保卿が殺された。
犯人は、政府と新聞社に斬奸状を送りつけた石川県士族を中心とする男たちであるというが、明治政府によって巧妙に隠匿されるであろう真実を察することは易い。
「………志々雄真実」
その呟きは互い以外の誰にも伝わることは無く。
そうして二人の予感は、訪れた警視庁で慟哭する川路氏の言葉によって裏づけされた。
志々雄の陰謀、狡猾な手口。
大久保卿の目指したこの国の壮大な未来は、その最後の指導者を亡くしたことで失われ、この先日本は迷走すると。
その隙を、志々雄真実が逃すはずがないと。
大久保卿暗殺の報を知らせる号外に騒然となる人々と、東京中に舞い散っているだろう紙の中を剣心とは佇んで。
「…………結局、返事をできないままだったな」
「ああ………」
流れる川の水面に浮かぶ紙を、剣心は橋の欄干に寄りかかり見下ろす。
は忙しない人々の動きを眺めながら、腕を組んで欄干に背を預けていた。
動き出した歯車を止める術のないことを、自分たちはすでに知っている。
出来るのは最悪の結果を回避することだけ。
そのために、自分には出来ることがあるのだということも。
しばらくそうしてそれぞれ物思いにふけっていたが、太陽が西に落ちかかる頃、不意に剣心が身じろぎした。
はそれを横目に見る。
「…………皆には、どう話すつもりだ?」
確かめるまでもなく、剣心の下した決断の内容はわかっていた。
ちょっと困ったような微笑みを浮かべた剣心は身体を起こす。
「ありのままを………」
みんな怒るだろうが、このまま消えるよりはいいと。
そう言った剣心の横顔から前方に視線を戻し、は組んでいた腕を解いて腰に差した刀に左手を預けた。
小さく鍔鳴りの音がする。
「亥の刻に街の入り口で落ち合うでござる」
「東海道を行くんだろう。明日の夜には小田原か」
前を通り過ぎる剣心を見送って。
「………ちゃんと、話して来いよ」
「……………ああ」
答える剣心の横顔は、落ちかかる前髪によって遮られ、その表情を確認することは出来なかった。
も、人ごみに紛れていくその後ろ姿を見ることはせず。
剣心の気配が完全に紛れてしまってから、おもむろに踵を返して歩き出す。
さざめく人並みをすり抜けて。
向かう先は、荷物の置いてある旅籠…………ではない。
街のはずれ。
人の影の少ない方へ、少ない方へと足を進めるは、小川のせせらぐ河川敷へとたどり着くと、突然ぴたりと立ち止まった。
辺りは木々に囲まれて、所々に無骨な岩が転がっている。
聞こえるのは、迫る夕闇に騒ぐ虫たちの楽の音と、穏やかに流れる川のせせらぎ。
時おり思い出したように吹く風は思いのほか強く、どこからか木の葉を巻き上げて。
「―――出て来るか、その場で死ぬか………二つに一つだ。どっちがいい?」
選ばせてやる、と。
誰もいないその場所に、の静かな警告が響いた。
剣呑な言葉とは裏腹に、口調は穏やかで。
それでも纏う空気は刃物のように鋭い。
選択を迫る言葉は形ばかりで、初めから一つの答えしか許さない問い。
受け取る者のいない場所では無意味なはずのそれに、今回はしかし答える影があった。
「あれー、見つかっちゃいましたか。自身あったのになー」
の発する殺気などどこ吹く風。
なんとも気の抜ける間延びした口調で現れた影は、それでも茂みの中から音もなく這い出してきた。
は身体を斜に構えて振り返る。
刀に触れることはせず、ただその場に佇むように。
「さん、ですよね。初めまして、僕は瀬田宗次朗といいます。志々雄さんの側近をしています」
「……………」
にこにこと、屈託のない笑みを浮かべる青年。
人に警戒心を起こさせないそれは剣心のものとよく似ていたが、彼のそれはにどこか薄ら寒いものを感じさせる。
志々雄の手の者である彼にとって、政府からの依頼を受けた自分は抹殺対象であるだろうに。
目の前の彼からは微塵の殺気どころか、僅かな気の高ぶりさえ感じられなかった。
奇妙な違和感。
「あなたに、志々雄さんから伝言があるんです」
言った青年―――宗次朗はやはりにこにこ笑っていて。
その表情からは、なにも窺うことが出来ない。
「―――あなたにもし少しでも、こちら側につく気があるのなら………志々雄さんはあなたを歓迎するそうですよ」
まるで昨日の天気の話をしているかのような軽いノリで。
告げられた言付けはなんとも突拍子のないもの。
けれどは張り詰めた空気をそのままに、宗次朗を見定める。
「…………脳に虫が沸いたのなら、いい医者を紹介してやるが?」
至極真面目な口ぶりと態度で神妙に言ってやれば、目の前の青年は変わり映えのしない笑顔で声をあげて笑い出した。
警戒心の欠片も見せることなく。
「あははは、面白い人だなぁ、さんは。志々雄さんの言ったとおりだ」
くすくすと。
笑いの余韻を噛み殺すように口元を覆った青年は、やはり変わらない笑みを浮かべたまま言う。
「あなたが断るだろうことは、先に志々雄さんに聞かされていたので………。こっちが本命の伝言です」
風が。
木の葉を巻き上げる一陣の風が、二人の間に吹き抜けた。
虫の音はなりを潜め、水音はかき消される。
互いに少しも、目を逸らすことはなく。
「『―――俺が待ちくたびれる前に来い。京の雪を見せてやる』 だ、そうですよ」
語る青年の口調は朗らかなものなのに、その向こうに記憶の中の志々雄が重なった。
常からいつ箍が外れてもおかしくない狂気を孕みながら、そのことを自覚してあえて危うさの境をさまよう狡猾さ。
己の野望に燻る炎を内に秘め、果たすためには手段も選ばないその手法はいっそ純粋かとさえ感じさせて。
人を喰ったようなあの笑みが、再び目の前で浮かべられているような錯覚を覚える。
「…………志々雄は今回の件を冬にまで長引かせるつもりか? 冗談じゃない。悪いが、季節を越えてまであいつの為に駆けずり回るつもりはないね。いい迷惑だ」
言葉と一緒に僅かな剣気を叩き付けてみたが、宗次朗の表情は相変わらず変わらなかった。
そればかりか、再び声をあげて笑って。
「あははは、僕も同感です。正直、志々雄さんの考えてることってよくわからないんですよね。あ、でもさんが来ることだけは楽しみにしてるみたいですよ」
志々雄さん、あなたの話をする時はいつも笑ってるんだもの、と。
そう宗次朗が語る言葉に、決して純粋なものではないだろうその捻くれた薄ら笑いを思い浮かべる。
『―――抜けよ。あんたと一度、やってみたかったんだ』
刀を収めていようが抜いていようが変わらない、物騒なその気性。
『―――あんたみたいな女は嫌いじゃねぇ』
豪放で冷徹で、剣呑な野望に狂気を燃やす一対の瞳。
黒く焼け焦げ、異臭漂うその場所でも絶えることのなかったその炎は、今も尚燃え盛り続けている。
京の町を………この国を、地獄の業火に晒さんが為。
「気が変わったらいつでも言ってくださいね。あなたほどの腕なら、きっと誰も文句なんて言わないでしょうし」
「折角だが余計なお世話だよ。帰って志々雄に、冬の話をする前にその沸いた脳みそが夏場で腐乱しないよう、せいぜい気を砕いておけと伝えといてくれ」
結局一度も刀に触れないままに、は踵を返して歩き出した。
己の一切を読み取らせない、得体の知れない相手に背を向けて。
そうされた宗次朗は、きょとりとしただけで追いかけようとはせず。
「…………ほんとに、面白い人だなぁ」
笑ってその後ろ姿を見送ったのだった。
その夜。
新たな時代の新たな都である東京の街並みから。
刀を提げた、お上を恐れぬ二つの影が。
春の嵐の月影を縫って。
まるで闇に溶け込むかのごとく、姿を消した。
―――明治十一年 四月十五日の深夜。
日の代わる、少し前の出来事であった。
宗次朗登場。
主人公、志々雄の扱いが何気にひどいです。
New!るろうに剣心 ― ベスト・テーマ・コレクション ―
★★★★★
るろうに剣心アニメ版の初代オープニング「そばかす」から、京都編のエンディング「1/3の純情な感情」までを
すべて収録。
しかも、劇場版のエンディング「永遠の未来」と、劇場版公開記念につくられた「宿敵見参!」と「The十本刀」(笑)
が収められているこのCD!
かなりいいんですよ〜。
るろ剣のCDは何枚か持ってますけど、一番良いのはこれですかねぇ。
なんというか、余分なものは一切はぶいてって感じです。
歴代オープニング、エンディングのなかで一番気に入っているのは、剣心の声を演じられた涼風真世さんが歌う
「涙は知っている」。
さすが元宝塚歌劇団トップの涼風さんです。上手いんですよね、歌が。
もちろん他の曲も良いですよ。ああ、この曲覚えてる〜、と、当時流れていた映像なんかも思い出したりして。
で・す・が!
私が何よりオススメしたいのは、劇場公開記念の「宿敵見参!」と「The十本刀」なんです!
アニメタルが歌うこの二曲。そのタイトルどおり、京都編以前の剣心の敵キャラ(鵜堂靭衛とか)と十本刀のテーマ
ソングです。
一人ひとりの心の内を歌詞にしてるんですが、とにかくこれが胸にくる!
そのキャラが背負うモノを、とても短い歌詞の中にぎゅっと凝縮しているんですよね。
歌っているのは声優さんじゃないんですけど、とにかくその一つ一つにキャラの全てが詰まってるといっても過言
じゃありません。
もちろん、四乃森蒼紫や斎藤一のテーマソングもありますよ。
曲調がヘビーメタル調なので最初の頃は抵抗があったんですけど、何回か聞いているうちにこれが一番のお気に
入りになりました。
皆さんもぜひ、聞いてみてください。
剣心華伝 ― 全史るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 ―
★★★★★
五年にわたる連載の、ぶっちゃけ話や裏話が満載のこの一冊。
原作者である和月伸宏氏の事細かなインタビューを中心に、描かれなかったエピソードの話や、全二十八巻の詳
しいストーリー、表紙イラスト。とにかく様々な裏情報が収録されています。
和月氏のインタビューの中には、この頃にはまだ決まっていなかった次回作に関するコメントも含まれているとか。
好きな人は注目ですね。
今更という感じもしますが、連載が終わって随分経った今だからこそ、逆に新鮮に感じるのではないでしょうか。
「ああ、そういえばこんなこともあったなぁ」 なんて感傷に浸ってみたりするのもオツかも。(笑)
そして何より私の心を掴んで離さないのは、るろ剣本編では語られなかった、キャラクターたちの その後 が収録
されてるということ。
剣心と薫の子供については、最終巻で和月氏が語っていらっしゃいましたよね。
ところがこれには、他のキャラたちの後日談が、オールカラーで収録されています。
五年後のエピソードで、左之助や恵はもちろん、斎藤や操に至るまで描かれていて、これはもう必見!
コミックス二十八冊に加えて、これを持っていればもう完璧?
夢を書くときに役立ちそうですよね………。
剣心秘伝 ― 原典・るろうに剣心 明治剣客浪漫譚 ―
★★★★☆
こちらは京都編までの事細かなストーリーや情報が収録されている一冊。
範囲が限定されている分、こちらの方がデータがより詳しいものになっていますね。
たとえば、京都編に出てくるキャラたちのプロフィールとか、それまでの戦歴とか。
ていうか、これこそ私が今求めているものでは………?
とにかく情報が詳しいのが売り。
上の『剣心華伝』が、るろ剣という作品の流れに着目する歴史書ならば、こちらの『剣心秘伝』は特定の時代に的を
絞った専門書?
この二冊をそろえた暁には、マスターと名乗っていいですか?(笑)
カラーページも豊富で、京都編がお気に入りの人はぜひとも手に入れておきたい一品。
でもやっぱり時代が区切られていると言うことで、謙虚に星は四つ。
内容は五つ星なんですけどねぇ。
幕末恋華・新撰組 PS2
★★★★☆
トップページでも紹介している、『うるるんクエスト 恋遊記』と同じ3Dの作品。
本格派歴史系恋愛アドベンチャーですね。
史実に沿った事件が起こる中で、女性隊士として新撰組に所属することになった主人公。
時代の荒波に翻弄されながらも、刀を取り、懸命に戦い生き抜いていくのです。
まさしくゲーム版ドリームですな。
なにぶん新撰組ですから、どうやったって悲恋になるだろうってキャラはいますが、訪れたEDに感動することは請
け合いです。
絵柄も綺麗ですし、声優陣も豪華なメンバーが揃っているので満足できると思いますよ?(しかもフルボイス)
ただ、D3という会社の方針として、『安価で攻略も簡単なものを』という目標? 理念? の元に製作された物です
から、攻略は簡単です。
人によっては物足りなさを感じてしまうかも?
そういった点では初心者向きですかねぇ。
ですが、近藤勇や沖田宗司、土方歳三などと、時代に全てを捧げて一心に生き、けれどもその一方で、どうするこ
ともできずに湧き上がる暖かな思い。
これはかなり胸にきます。
現代に生きる私たちには予想できない、様々な人間模様が用意されているかも。
個人的にはおすすめですが、やはり攻略の難易度が低いことを踏まえて、星は四つ。