30 惑う言葉
保健室の扉を開ける。
横にスライドする引き戸は、思ったよりも大きな音を立ててほんの少し驚いた。
保険医はいない。
白衣のポケットに片手を隠したまま、無造作に部屋に足を踏み入れた金澤は、ベッドを仕切るカーテンに手をかけようとして一瞬躊躇した。
フラッシュバックのように閃くのは、彼女が階段を踏み外したあの瞬間。
自分を追いかけようとしていることに気づいていて。
逃げる自分に、彼女が何かを言おうとしていることに気づいていて。
わざと、気づいていないふりをした。
鈍感でずるい、大人の男を演じて見せた。
それでも彼女は、自分を追いかけてきて。
いまどき珍しい黒髪の。普通科の制服の。
その姿から視線を逸らし、階段の先を見下ろした自分の耳に飛び込んできた、小さな悲鳴。
振り仰いだ時にはもう遅かった。
投げ出された身体は、まるでスローモーションのようで。
無意識に腕を伸ばし、その身体を受け止め、反動で床に転がって。
「…………」
ポケットに隠した左手の、腕に残る痣がうずく。
これは罰なのだろうか。
保健室に運び込んだ時の意識のない彼女を思い出して、金澤は思った。
逃げ続けた自分への。
何もしてやれない無力な自分。
目をそむけることしかできない、愚かな自分。
それら全てに対する、これは罰なのか。
「…………」
金澤は意を決したように、目の前のカーテンをそっと掻き分けた。
白いベッドの中に横たわる姿。
いつもの彼女からは考えられないくらい、それはひどく儚げで。
己の無力さを、突きつけられる。
そんなことは始めからわかっていたことなのに。
頭を強く打ったということもなく、軽い打撲だと言われた彼女の意識が戻らないのは、貧血のせいもあるのだろうと言われた。
―――彼女、あの普通科の参加者の子でしょう? たぶん、自覚の無いまま強いストレスに長期間さらされて、知らない間にずいぶん消耗してたんでしょうね。
無自覚のストレス。
そんなはずが無い。
彼女はいつだって、自分の置かれた状況を把握していて。
白衣のポケットの中で、拳が無意識のままに強く握り締められる。
全部全部気づいていながら、それでも何もしてやれない現実。
この場所に彼女を導いたのは。
本当なら受けずに済んだはずの傷を、理不尽に負わされるようなこんな世界に彼女を導いたのは。
ほかでもない、この俺だというのに。
膨れ上がる感情は、ちりちりと胸の奥底を焼いているかのようだった。
それは過去の傷跡がうずくのにも似て、金澤を混乱させる。
知っているはずの感情なのに、それに気づいてはいけないのだと、警告を発する自分がいる。
それともこれは、まったくの別物なのか。
過去のそれだと割り切ってしまうには、あまりにも鮮烈で。
自分はもう、あの頃のような情熱も、若さも―――歌さえも、捨ててしまったはずなのに。
一切の感情を押し込めていた金澤の眉間が己の思考に歪められた時、寝息すらほとんど聞こえてこなかったベッドから不意に、身じろぐ気配が伝わってきた。
はっとして顔を見やれば、薄らと開かれる瞳。
「………………せん、せ……?」
僅かに首をめぐらせて、見つけた姿に言葉を紡ぐ。
どこか舌足らずなそれは、彼女がまだ完全に覚醒していない証拠だ。
「おお、目が覚めたか。気分はどうだ?」
なんでもない風を装って軽く尋ねる。
ポケットの中の拳は握り締められたまま、自分でそれに気づきもしない。
いつものように。以前のように。
二度、三度とゆっくり瞬きを繰り返したは、いまだ夢見ごこちな雰囲気を纏いながら口を開いた。
「へいき、です………えっと、あれ? 私、なんで保健室に……」
「覚えてないのか? お前さん、階段から足踏み外して落ちたんだよ」
「階段………」
呟いて視線をさまよわせたあと、ようやく意識がはっきりしたのか額に手をやって。
「なんとなく、覚えてます………先生が助けてくれたんですか?」
「そりゃ、真上から落ちてくりゃな。気をつけろよ、手に怪我でもすりゃ………って、お前さんは楽器じゃないから関係ないか」
下から見上げられる視線にどうも調子がおかしくなる。
金澤は視線をあらぬ方向へ逸らして頭を掻いた。
その手が左手だったのはまったくの無意識。
けれどは、左腕の袖口からのぞく白い包帯を見つけてしまう。
「先生、それ………」
「ん? ああ、これは………」
ベッドの中からの視線に気づいた金澤は、自分の腕を見て、しまったと思った。
その次に来るの反応が予想できて、内心舌打ちをする。
「私を助けたときの、ですよね………すみません……」
「いや、別にたいしたことないって。ただの打ち身だから」
消え入るような謝罪になんとか誤魔化そうとしたが、見下ろしたの様子に言葉を飲み込んだ。
布団を引き上げ顔を半分以上かくして、まるでそれは、金澤との間に壁をつくろうとしているかのよう。
いや、実際そうなのかもしれない。
これまで自分がやってきたことを思い返して、金澤は思った。
真っ直ぐに思いをぶつけてきた彼女に、自分はいったい何をしただろう。
突き放し、逃げ続けて。
なにもしてやれないどころか、傷つけてばかりじゃないか。
「…………」
再びポケットの中へと隠した左手をぎりりと握り締める。
打撲のあとがじくりと痛んだが、他にどうしていいのかわからなかった。
避けられるのなんて、当然のことだ。
むしろ自分は、それを望んでいたはずなのに。
「………」
「ごめんなさい」
呼びかけに返ってきた言葉に、金澤はぎくりとする。
それが拒絶のように聞こえた。けれど。
「いっつも迷惑ばっかり………そんなつもりじゃないんです。先生に迷惑かけたいわけじゃ………」
布団の向こうから聞こえるくぐもった声は、明らかに自己嫌悪の響きによって満たされていた。
慎重に聞くまでもない。
引き上げた布団の陰で彼女が浮かべているだろう表情が容易に想像できて、金澤は面食らった。
嫌悪でもなく、憎しみでもなく。
彼女はきっと、顔を真っ赤にしているに違いない。
眉を寄せて、少しだけ泣きそうな顔をして。
けれど決して泣かないことを知っている。
手を握り締め、口を引き結び、それでも一線を越えはしない。
いつもギリギリで踏み止まって、そして次に会う時にはまた笑って見せるのだ。
そうして繰り返してきたレッスンの日々。
彼女の泣き顔を見たのが、第一セレクション後のあの屋上の日だけだったことを不意に思い出した。
―――そのあいつが泣いてる。あんたに見捨てられたって言って。
先日の土浦の言葉が今さらになって反芻される。
「―――」
金澤は小さな溜め息を吐き出してを呼んだ。
それでも反応を示さない布団の塊を見下ろして。
「わかってるよ、お前さんに悪気がないことくらい。それにあれは事故だったんだ。お前さんの不注意とはいえ、助けたのは俺の判断だったんだからな」
「でも………」
「ほら、いつまでもそんなことしてると窒息するぞ?」
冗談めかして言えば、もそりと布団から顔が現れた。
窺うようにこちらを見上げる瞳。
そこにはやはり涙の後は見られない。
予想に反しているのはいつもより僅かに白く見えるその顔色だけで、以前と変わらぬ真っ直ぐな瞳が金澤を捉えていた。
じっと、微塵もひるんだ様子もなくこちらを見つめてくる視線に、金澤は居心地の悪さを感じる。
「………なんだ、俺の顔に何かついてるか?」
僅かに顔をしかめてそう問えば、は自分が金澤を見つめていたことに今気づいたというようにはっとして。
「いえ、ただ………」
そう言葉を濁しながら、再び金澤を見上げる。
「ただ?」
「先生が、いつもの先生だから」
ふわりと緩む表情。
その顔を見るのは一体いつぶりだろうかと。
金澤は不意打ちに内心たじろぎながら、頭のどこかでそんなことを考えた。
何を動揺しているのか。
自分の滑稽さを笑っている別の自分がいる。
「………なに言ってるんだ。俺はいつも俺だろ」
憮然として言う金澤を、は穏やかに見上げる。
布団の端から手を伸ばして。
白衣の裾に、少しだけ触れた。
こんなにも簡単なことが、なぜ出来なくなっていたのだろう。
まだ眠気の残る頭では思う。
「好きです、先生」
言葉はするりとこぼれ出ていた。
驚いて目を見開いている金澤に笑みを向けて。
「いつもの、音楽を教えてくれている、先生が好き」
煙草を吸う仕草だとか、気だるげに頭を掻く姿だとか。頭を撫でてくれる大きな手、レッスンの時の真剣な瞳、気まぐれな猫のような含みのある笑顔。
他にももっと、たくさんたくさん、好きな理由はあるけれど。
言葉は全部、胸の奥に飲み込んだ。
口に出して紡いだ思いが、尊敬とか、憧れとか、先生が望んだ "好きのカタチ" になるように。
それで元に戻れるのなら、いいと思った。
またこちらを向いて笑ってくれるなら、それでもいいと思った。
「私、次の最終セレクション、絶対がんばりますから」
心の底からの笑みが浮かぶ。
細めた視界がゆっくりと光りを失っていく。
ひどく瞼が重かった。
意識もぼやけて、まるで夢の中にいるみたい。
それでも、白衣に触れた手を離してしまうことはできなくて。
「………せんせ……きっと、観に……きて………」
言葉の最後は寝息に取って代わられた。
先ほどとは違う、穏やかな寝顔。
金澤は僅かに引っ張られる白衣の裾を見下ろす。
まるで子どものように縋るその手を取った。
ひんやりと冷たい。
「……………」
金澤の眉間に刻まれる深い皺。ポケットに隠した片手が無意識に握り締められる。
けれど自分と異なるその体温は、やさしく離さないままに。
ただ見下ろしたまま、金澤はその場に立ち尽くすことしか出来なかった。
New!遥かなる時空の中で3 十六夜記
★★★★★
ついに発売!
あの 『遥かなる時の中で3』 の続編です!
今までの1から2、2から3のように、時代やキャラが変わるのではなく、
遥か3のキャラクターたちがそのまま持ち越される今回のゲーム。
舞台は遥か3の最終局面である、壇ノ浦の合戦で平氏に源氏が勝利した直後から始まります。
合戦が終わり、神子や八葉たちにも平穏が訪れるかと思われたその矢先。
大将である源頼朝が、人々の信仰を集める神子とその仲間を廃そうと策をめぐらせる。
反逆者として処断されそうになった神子たちは寸前でその手を逃れ、一路奥州は平泉を目指します。
この平泉と言う土地は、八葉の一人である九郎と弁慶が少年期を過ごした縁の場所なのですが、
そこで僅かな平和を得たのも束の間。
頼朝の追っ手はこの平和な奥州にも伸びてくるのです………。
『遥か3』 では戦の進行が主軸にあったため、どこか殺伐とした、
張り詰めた緊張感の中で進んでいたストーリー。
キャラたちとのイベントも、戦の影を拭い去ることは難しいものが多かったように思います。
もちろん、その緊張感溢れる中で繰り広げられる、
意中の人との恋愛がまたかなりツボだったりするのですが………。(笑)
今回の 『十六夜記』 では、それに加えて 蜜月イベント と呼ばれる、
平穏な生活の中で起こるイベントが用意されています。
戦を離れた 「拠点」 で一時の平穏な日常を送る八葉たち。
リラックスできる状態だからこそ垣間見せる、
彼らの新たな一面を知ることの出来るなんともナイスなイベントなんです!
とくにリズ先生なんか気になりませんか? リラックスしている先生って、先生って………っ。
もうそれだけで萌えますとも!
と・こ・ろ・がっ。
この 『十六夜記』 の注目点はそれだけじゃないんです。
大注目なのは新たなキャラクターの存在!
計3人出てくるのですが、落とせそうなのは2人かな?
そしてこの二人の内の一人が、あの『遥か3』では敵方だった、平知盛と瓜二つなんですよ!
性格は全然違うようです。だから別人なのかなぁ。微妙なところです。
知盛が清廉潔白、素直従順になったような顔つき。そして性格………。
どうせなら前のままの方が良かったです。 彼のあの退廃的な雰囲気がかなりツボだったんですよ私。
その点でいうと、もう一人の新キャラの方がいいかもしれません。
ていうかこちらは、管理人のツボにクリティカルヒットしました!(笑)
ビジュアルはもちろんのこと、その性格設定もかなり惹かれます。
眼光鋭い怜悧な青年って………、黒髪長髪に眉間に皺って………っ!
彼がツボじゃなくて誰がツボだって話ですよ!
むしろ彼を落としたい。 ぜひとも落としたい。 彼の為にこのゲームを買おうかって勢いです。
でも攻略対象に入っているかは微妙なところですね。 難しそう。(涙)
ああ、だがしかし、一度ついた勢いは止められそうにありません。
その他にも、バリエーションを増したキャラたちの協力技や、新たなバロメーターの追加など、
盛りだくさんの『十六夜記』。
画像の綺麗さは折り紙つきです。 かなり綺麗。
発売は9/22ですが、予約はすでに始まってますね。
『遥か3』と連動させて楽しむも良し。 まったく新しい物語として楽しむも良し。
いまから大期待です。
『遥かなる時空の中で3』はこちら。
金色のコルダ 〜 Primavera 〜
★★★★★
コルダファン必見! 初の ”金色のコルダオンリーDVD”!
ネオロマライブDVDとはまた違った、コルダ一色のDVDでございます。
主となっているのはコルダのメインキャラ総出演の『爆笑トーク大会』。
爆笑と言うだけあって、本気で笑えます。
声優さんの素がかなり出ているのですが、コルダの収録時の裏話とか聞けておもしろかったですね。
そのほかにも六個のお題にそって話が進められていくので内容は豊富。
個人的には、冬海ちゃん役の声優さんがかなりのハマり役なのにびっくりしました。
もー、冬海ちゃんそのものって感じ。
土浦君が言うところの、吹けば飛びそうなというか、つつけば壊れそうなというか。
可憐でした。(笑)
また、 『ヴァイオリン講座』 や 『三年B組金やん先生』 といった企画も盛りだくさん。
もちろん7人の歌も、なんとライブバージョンで収録されています。
歌で大注目なのは、月森蓮役の谷山紀章氏!
なんですかあの上手さっ! あの美声っ! 反則ですよ! ってくらいすごいです。
いやー、びっくりでしたね。 かなり上手い。 一見の価値ありです。
できればネオロマライブでやるお芝居なんかも収録しておいてほしかったですねぇ。
いや、まあそれは、ライブのDVDを見ろってことなんでしょうが・・・・・・。
個人的にはもうちょっとキャラを出してほしかったかなぁ。本当に声優さんの素が楽しめるDVDです。
ヴァイオリン組、3Bキャラ好きの人には特にオススメしたいですね。
この四人がかなり出張っているので大満足間違いなしでしょう。
金色のコルダ マエストロ養成講座
★★★★★
皆さまおなじみの金色のコルダ。
その ”完全攻略&完全データ集” です!
『え〜、でも私、とっくにエキスパートガイド持ってるもん』
『ていうか、もうスチル全部集まったし。見る必要ナッシング!』
―――と、お思いの方々もいらっしゃることでしょう。
ところが!
あなどっちゃあいけません。これは単なるゲーム攻略本ではないのです!
ゲームの攻略、いわゆるコンプリートしたとされる一つの条件として、スチルの全収集が挙げられますね?
乙女ゲームにおいて、この条件は必須です。これさえ満たせば、ゲーム内の九割方のイベントを見たことになるか
らです。ところが、はたしてそれで、全てのイベントを見れたのでしょうか?
ご存知のようにこの金色のコルダには、恋愛○段階という大きなイベントの他に、こまごまとしたイベントが多数用
意されています。
プレイヤーにとって、それは嬉しいことなのですが、いかんせん一体どういう条件でそれらが発生するのか。
また、どれだけの数が用意されているのか。それらの予測がまったくつかないというのが現状でした。
かく言う私も、『あの人のイベントを、一つたりとも見逃すものかッ!』 と、意気込んでいた時期はありましたが、い
かんせんまったく予測のつかないものを、網羅するだけの技量も根性もなく………。
すっかりゲームへの熱意は冷め、こうしてドリーム小説に没頭しているわけではありますが………。(笑)
なんとこのマエストロ養成講座には、それらの情報が載っているのです!
しかもなんと、 「恋愛対象5人同時攻略」 などというものがあるそうではありませんか!
私は知りませんでしたよ、ええ。全然まったくもって。そんなものがあるなんて。七人攻略も夢じゃないらしいですね?
そうしてなんとこの本には、その情報まで載っているというのです!
私が一番惹きつけられるのは、二人以上を同時進行させた時に見れるあの嫉妬イベントについての情報です
な! ぜひ見たい、なんとしても見たい、死ぬほど見たい………。
再びコルダ熱が燃え上がる気配がいたします。(爆)
どうやらイベントのセリフ等は冒頭部分のみ掲載という状態なようですが、そのほうが見る楽しみが倍増ですよね。
ていうか、先にバラすようなことはしないで下さい。
やりこみプレイや完全データ、ディープな攻略法(笑)など、40種類の講座が収録されているこの一冊。
なぜもっと早く発売してくれなかった、ルビーパーティ!? と叫びたいのは山々ですが。
とにかくオススメです。
幕末恋華・新撰組
★★★★☆
トップページでも紹介している、『うるるんクエスト 恋遊記』と同じ3Dの作品。
本格派歴史系恋愛アドベンチャーですね。
史実に沿った事件が起こる中で、女性隊士として新撰組に所属することになった主人公。
時代の荒波に翻弄されながらも、刀を取り、懸命に戦い生き抜いていくのです。
まさしくゲーム版ドリームですな。
なにぶん新撰組ですから、どうやったって悲恋になるだろうってキャラはいますが、訪れたEDに感動することは請
け合いです。
絵柄も綺麗ですし、声優陣も豪華なメンバーが揃っているので満足できると思いますよ?(しかもフルボイス)
ただ、D3という会社の方針として、『安価で攻略も簡単なものを』という目標? 理念? の元に製作された物です
から、攻略は簡単です。
人によっては物足りなさを感じてしまうかも?
そういった点では初心者向きですかねぇ。
ですが、近藤勇や沖田宗司、土方歳三などと、時代に全てを捧げて一心に生き、けれどもその一方で、どうするこ
ともできずに湧き上がる暖かな思い。
これはかなり胸にきます。
現代に生きる私たちには予想できない、様々な人間模様が用意されているかも。
個人的にはおすすめですが、やはり攻略の難易度が低いことを踏まえて、星は四つ。
星の王女3 〜天・地・人の創世記〜
★★★★★
業界初の女性向18禁恋愛アドベンチャー第三弾!
なんと今度は全年齢対象の、健全版として帰ってきた!?
ちょっとびっくりな展開ですが、安心してください、大丈夫です。(何がさ)
たしかにこの『星の王女3』は全年齢を対象としたソフトウェアと表記されていますが、
もちろんちゃんと18禁版も用意されています。
今度の舞台は神話の世界。
絵もストーリーもグレードアップして、かなり満足度は高いです。
さすがに三度目ともなると、それまでの問題を解消してゲームとしての完成度も上がっていますね。
今度は、これまでの『星の王女1、2』のように選択肢を選んでいくだけのものではなくて、ゲーム度もランクアップ。
そして画像の綺麗さはさることながら、BGMの成長ぶりにも目を見張ります。
攻略対象のキャラは、幅広い年齢層を用意。
見た目もプリティな少年(耳とんがってますけど)から、ナイスミドルまで(かなり管理人好み)盛りだくさん!
いろんな人に楽しんでもらえるよう、企画されているようです。
普通にゲームを買うと健全版なので、
18禁版を楽しもうと思う人は、それと一緒に18禁対応ディスクを買わないといけないんですが、
二枚あわせても前回の価格とさほど変わりません。
ちょっと高くなってるかな? でも、内容を考えれば許容範囲ですね。
やはり18禁となると市場が限られてしまうようで、今回の健全版作成は美雷さんの市場開拓が目的なようです。
まあ、世間には18禁と聞いただけで思わず尻込みしてしまう方もいらっしゃるでしょうしねぇ。
管理人はまったく全然OKな人間ですが。
乙女の恥じらいなんて、とうの昔に焼却処理いたしましたとも!
ていうか、いいじゃないか、18禁だって! 子孫繁栄の重要な過程をちょっとロマンチックに表現しただけじゃないか!
自分たちだって、こういう営みの果てに生まれて来た存在さ!
………なーんて主張してみたりして。
いや、まぁ、これには色々人それぞれにおっしゃりたいことがあるでしょうね。
これは管理人の私的な意見ということで。
とにかく、これまで18禁だからと尻込みしていたあなた! この機会に試してみてはどうでしょう。
別に18禁対応ディスクを買わなくても、充分乙女ゲームとして楽しめる内容になっているので心配なし。
つまりはそういうシーンがカットされてるだけですからね。
キャラがとにかくカッコいいんです。ハマって下さい。
18禁版で楽しむ時に使う、追加ディスクはこちら。(星の王女3 〜天・地・人の創世記〜 18禁対応追加ディスク)